福岡国際マラソン 2020 結果の感想を語る

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2020年12月6日日曜日、第74回福岡国際マラソン選手権大会が福岡朝日国際マラソンコースにて開催されました。今大会は外国人招待選手が出場せず、日本人と日本実業団に所属する外国人のみの出場。出場人数も約90名程度とかなり人数を絞った中での大会開催となりました。そのような中でも天候にも恵まれ多くの好記録が生まれました。そのレースの展開と感想について語りたいと思います。

事前に本大会の展望を語っているのでこちらも合わせてご覧ください。

レース展開

ペースメーカーは2つ。1km2.58と1km3.00の2つが設定されており、5kmで各ペースメーカーによる2つの集団ができる。第一集団には藤本拓(トヨタ自動車)選手、吉田 祐也(GMOインターネットグループ)選手、神野 大地(セルソース)選手、設楽 啓太(日立物流)選手、竹ノ内 佳樹(NTT西日本)、監物 稔浩(NTT西日本)選手、佐藤 諒太(警視庁)選手、サイラス・キンゴリ(ひらまつ病院)選手、高井 和治(九電工)選手の9名。第二集団にそのほかの有力選手、大塚 祥(平九電工)選手、作田 直也(JR東日本)選手、福田 穣(福岡陸協)選手、川内 優輝(あいおいニッセイ同和損保)選手などがつける。

16kmで高井選手、神野選手が第一集団から離れ、7名で20kmを通過。25kmまでに佐藤選手、監物選手、設楽選手が離れる。26kmで竹ノ内選手が遅れ始める。ペースメーカーが外れる30km地点では藤本選手、吉田選手、キンゴリ選手の3人に。

31km付近で吉田選手がペースアップに2人を離し始める。35km地点では吉田選手がトップ。後ろでは第二集団にいた作田選手がペースを上げ藤本選手を抜いて2位に浮上する。39km地点では大塚選手、ギザエ選手が作田選手に追いつき2位集団となる。

40km地点を吉田選手がトップで通過。42秒差で大塚選手が追う。最後は吉田選手が後続を振り切り2:07:05の日本歴代9位の記録で優勝。転倒のアクシデントがありながら後半素晴らしい追い上げを見せた大塚選手が2:07:38で2位。3位には寺田 夏生(JR東日本)が入った。

レースの感想

吉田選手のマラソンに対してのセンスが光るレースだった。こんな選手が競技を引退しようと考えていたと思うと恐ろしい。30km以降のペースアップは出来なかったがペースメーカーが外れた後でも大崩れせずしっかり42.195kmを走ってくれたと思う。まだマラソンレースは2回目なので伸びしろは十分。パリオリンピックに向けて今度は海外勢と競い合うようなレースを見てみたいと思った。

2位の大塚選手は転倒のアクシデントがありながら後半吉田選手に迫る走りを見せてくれた。30km以降のタイムは出場選手の中でトップタイム。もし第一集団でレースをしていたらどういうレースになっていたのかと思ってしまうが、持ち味をしっかり見せてくれたレースだったと思う。オリンピックの補欠ではあるが他の代表に何かあったらすぐに代われるというところを十分に見せてくれた。

3位の寺田選手は最後に追い上げて3位。第2集団でレースをしつつ後半も崩れず最後のスパートにつなげるいい走りだったと思う。次は7分台の記録に期待したい。

序盤から先頭集団についていた藤本選手は2:11:27で12位。最後はフラフラになりながらのゴールとなったが、彼がレースを作ったのは事実。吉田選手も試合後のインタビューで藤本選手に対して感謝のコメントをしていたようにあの走りがなかったら吉田選手の記録は生まれなかった。今度は自分が主役になるようなレースをしてほしい

注目されたプロランナーの福田選手、川内選手は序盤で第二集団からも話されてしまう苦しい展開ではあったが、福田選手が2:11:52、川内選手が2:13:59と42.195kmをまとめてくる力は本物。また次戦の結果に期待したい。

最後に

コロナウイルスの影響もありマラソンの主要レースは3月に行われたびわ湖毎日マラソン以来の開催となった。今回のレースで改めてマラソンのレースの魅力と面白さを感じることが出来きた。今回の大会を期に今後のマラソンレースも無事開催されることを祈っていきたいと思う。

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