【悲報】びわ湖毎日マラソン終了か?

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毎年2月末か3月初旬に開催されているびわ湖毎日マラソンの終了が検討されているというニュースが飛びこんできた。びわ湖毎日マラソンは1946年に始まり現在実施されている主要マラソン大会のなかでは最古の大会となる。五輪や世界選手権の選考レースとして行われてきたが今大会をもって終了し代表レースは大阪マラソンに引き継がれるという。すごく歴史がある大会だけになぜそういったことが検討されるようになってしまったのか。

東京マラソンの人気、びわ湖の特徴を奪われた

ニュースでも言われていたが一番の原因は東京マラソンである。東京マラソンのコース変更により記録を狙いやすいコースになった。最近の日本記録はこの東京マラソンで出ている。この高速コースである東京マラソンに有力選手が集まってしまい大会の時期が近いびわ湖にはあまり有力選手が集まらなくなってきた。

かつては開催時期が最も遅く準備に時間がかけられるためニューイヤー駅伝や箱根駅伝を走った選手が駅伝後に準備し出場するというのが定番だったが、それも大体一週前に行われる東京マラソンにポジションを奪われてしまった。さらに最近のびわ湖は天気の影響を受けやすく暑くなったり、雨で寒くなったり記録を狙うには厳しい大会になりつつあった。

変わりつつあるマラソン大会

このような検討が行われた背景にはコロナの影響も少なくはないだろう。昨日行われた福岡国際マラソンもエリートランナーに限定して開催されていたが、運営的にはかなり厳しい状況での開催だっただろう。コロナがなかったとしても最近はこういった選考レースクラスの大会がなくなることは珍しくなかった。東京国際女子マラソンが2008年で終了しそれを引き継いだ横浜国際女子マラソンも終了、さいたま国際マラソンは選考レースではなくなってしまった。この大会は開催時期が駅伝に近いという問題で有力選手が集まらなくなったがマラソン大会を継続するのは現状かなり厳しいのだろう。現在行われている福岡国際マラソンも福岡マラソンと統合して開催の噂があるように競技ランナー + 市民ランナーの形をとっていかなければ収益の問題などで厳しいのが現在のマラソン大会の現状な気がする。その流れがコロナの影響で加速してしまったのだと思う。

びわ湖毎日マラソンの思い出

そんなびわ湖毎日マラソンですが多くの代表選手を五輪や世界選手権に送り込んだ素晴らしい大会だと思っている。一番印象に残っている大会は2008年の北京オリンピックの選考会のレース。福岡国際マラソンで日本人トップだった佐藤敦之選手が2時間7分台で確定、残り2枠を東京マラソン2時間8分40秒で日本人トップ藤原新選手、大阪世界選手権5位だった尾形剛、びわ湖の日本人トップで争う形となった。有力だったのは大阪世界選手権6位大崎悟史。30kmすぎまで優勝争いを演じて日本人トップを走っていた。しかしタイムは藤原選手のタイムを上回れるかギリギリの状況。その状態から40kmからペースアップ。残りの2.195kmを出場選手でトップタイムをたたき出す追い上げを見せ2時間8分36秒で3位。見事オリンピックの代表の座を手にした。本番のレースはケガにより欠場となってしまったが本当にオリンピックに出場したいという気持ちの走りを見せてくれた試合だった。

最後に

現在の状況や思い出について語りましたが、やっぱりなくなって欲しくないというのが正直な気持ち。1946年という戦後直後から行われているような伝統ある大会がなくなってしまうのは寂しい。川内優輝選手もTwitterで言っていましたが中止や統合をするのは簡単、再開するのは本当に難しい。いろんな方法を考えてできるだけ続ける方向に進めてほしい。一陸上ファンとしての意見でした。

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