大阪国際女子マラソンを周回コースで実施。コース変更のメリット・デメリット

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マラソン

1月31日に行われる大阪国際女子マラソンが長居公園内を約15周するコースに変更する方向で調整している。正式には20日の会議で正式に決定する。

全国クラスのマラソン大会でコース変更が行われるのは異例のこと。

緊急事態宣言が出されている地域でのマラソン開催で感染リスクを下げるための措置だと思われる。

この周回コースに変更したことにおけるメリット・デメリットについて考察していこうと思う。

コース変更のメリット

コース変更のメリットと思われる点は下記3つ。

無観客での実施
スタッフの削減や移動削減
コース次第では好記録が狙える可能性あり

無観客での実施

長居公園内で実施することが出来れば公園内に入れる人を関係者のみにすることが可能になる。

一般道で実施した場合は沿道での観戦を控えるようにという注意が出来るだけで完全な無観客にすることは絶対にできない。

先日行われた箱根駅伝でも例年より沿道で応援する人は少なくなったが約18万人が観戦していた。

これを完全に0にできるのはコロナの感染対策として効果があるのではないだろうか。

主催者としても主な目的はこれだと思う。

スタッフの人数削減や移動削減

普段のマラソンであればコース沿いに誘導する人だったり、給水所の配置だったり多くのボランティアや競技役員などのスタッフによって運営されている。

このスタッフの方々もなるべく減らした方が感染のリスクを下げることはできる。

周回コースでの実施であれば誘導員であったり、設備の設営、給水などのスタッフに関しても最小限にすることは可能である。

スタッフを各ポイントに配置しなくてよくなるのでスタッフの移動時の感染リスクも少なくできる。

選手だけでなくスタッフも感染のリスクを下げようとした場合この周回コース開催は有効だと思う。

コース次第では好記録が狙える可能性あり

この記事を書いている19日現在はどのようなコースになるのか発表されていないため分からないが、コースによっては好記録の可能性がある。

長居公園がどのような公園なのかは言ったことがないので分からないが、公園内のコースであれば平坦でアップダウンのないコースになる可能性が高い。

運営側もわざわざアップダウンの多いコースに設定はしないだろう。

そうなれば同じ周回コースで行われた10月の箱根駅伝予選会のように好記録が連発する大会になってもおかしくない。

出場が予定されている選手も東京オリンピック代表の前田選手や一山選手と有力な選手が多い

またペースメーカーを務めるのは川内選手。天候の条件が良ければ2時間20分を切る記録が出てもおかしくないと思う。

コースについてはぜひ走りやすいコースにしてくれることを期待したい。

コース変更のデメリット

もちろんメリットだけではなくデメリットもあると思う。デメリットと思われるのはこの3つ。

選手の転倒リスク
周回管理
主要マラソン大会としての在り方が問われる

選手の転倒リスク

前述のとおり長居公園に行ったことがないのであくまで予想だが一般道に比べて道幅は狭いだろう。

そうなってきた場合選手間の距離が近くなり転倒のリスクは高まると思う。

また周回遅れの選手を抜く動作も必要になってくると思うのでその際にも接触のリスクは出てくる。

出場選手を99人に制限しているとはいえ道幅が狭いところで集団で走ることになったらこのような転倒の可能性は十分に考慮しなければならない。

周回管理

現在想定されているのは約2.8kmの周回コース。

つまりだいたい10分ぐらい差がつけば先頭と周回遅れになってしまう計算になる。

もし高速レースになれば1周遅れだけではなく2周遅れの選手が出てしまう可能性は十分にあるおと思う。

それを急遽コースが変更になったスタッフが完璧に対応できるのかと言われたら対応しきれない可能性はある。

スタッフの対応によっては後ろの選手は周回間違いのトラブルがあるのかもしれない。

このような周回コースの運営に慣れている競歩のスタッフを何名か準備したほうが順調に運営できると思うが、急に準備できるのか。

コース変更になった場合しっかりとした準備が必要になる。

主要マラソン大会としての在り方が問われる

この話題についてはこの周回コースで行われるマラソン大会が”マラソン”なのかという批判があってもおかしくないというこのがある。

実際にこのような記事があった。

今年の大阪国際女子は「マラソンにあらず」元陸連幹部激怒!「ロードレースに名称変更すべき」(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
 これが「マラソン」なのか。  31日号砲の大阪国際女子マラソン(ヤンマースタジアム長居発着)が、「長居公園内の周回コースでの開催を検討している」と、17日に複数のメディアが報じた。この周回コース

一般のマラソン大会が周回コースで行われることはあるかもしれないが、大阪国際のような陸連が関わる主要大会で行われることは極めて異例。

多少この開催方法を良く思わない人が出てきてもおかしくはない。

何かが変わるときには必ず反対意見は出るものだが今回は「周回コースでこれはマラソン大会なのか」「コース変更までして開催するべきなのか」といった声は少なくとも出てしまうだろう。

マラソン大会としてだけでなく、緊急事態宣言中のスポーツイベントの在り方を問われる大会なのかもしれない。

今回の開催にあたってと今後のマラソン大会について

今回の開催については多くの議論をしたうえで出した結論だと思う。

緊急事態宣言の地域での大型スポーツイベントの開催。開催するためにどのようにしたら開催できるのかを考えた結果がコース変更だったと思う。

コロナの影響で中止になってしまったマラソン大会は多くある。

例年であれば行われる主要大会では別府大分毎日マラソンや東京マラソンは延期。

今後開催される予定の名古屋ウィメンズマラソンやびわ湖毎日マラソンもこのままだと開催されるかは分からない状況でもある。

その中で”開催すること“を第一に考えてこのような形でも開催してくれた関係者には選手の皆さんは本当に感謝だと思う。

今後開催予定の名古屋ウィメンズマラソンとびわ湖毎日マラソン。

厳しい状況なので中止することがベストなのか、コースを変更してでも開催することがベストなのか、通常通り開催することがベストなのか、難しい選択を迫られることになると思う。

個人の意見としてはどうやったら開催できるかを第一に考えて動いていってほしいと思う。

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