【マラソン考察】午前中スタートの方が好記録が出やすい?主要大会の結果から考察

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くーねるの雑記

先日の名古屋ウィメンズマラソンでは松田(ダイハツ)選手が強風の悪天候ながら2時間21分で優勝、びわ湖毎日マラソンでは鈴木(富士通)選手が2時間4分の日本記録で優勝と好記録ラッシュの2,3月のマラソンとなりました。

好記録が出た要因として厚底シューズや選手自身のマラソンへの意識の変化などがあると思いますが、最近気づいたことが一つあります。

「好記録を出すレースって午前中にやってない?」

先日の名古屋、びわ湖に加えて東京マラソンも開催されたら午前中にやっている大会です。

12時スタートになる主要マラソン大会は福岡、大阪、昨年までのびわ湖、別大など。

こうしてみると確実に上に記載した大会の方が記録が出やすいイメージがあります。

なので今回は本当に午前スタートのレースの方が記録が出やすいのか、記録が出やすい要因について考察していこうと思います。

各主要大会の結果

まずは今シーズンの主要マラソン大会の結果を確認する。日本人上位10位の記録と平均タイムを下記に記載する。

順位 福岡国際(12:10) びわ湖(9:15) 大阪国際(12:10) 名古屋(9:10)
1 2:07:05 2:04:56 2:21:11 2:21:51
2 2:07:38 2:06:26 2:23:30 2:24:32
3 2:08:03 2:06:35 2:24:41 2:26:26
4 2:08:21 2:06:47 2:24:52 2:26:30
5 2:09:31 2:06:51 2:26:15 2:26:49
6 2:10:13 2:07:12 2:26:42 2:26:51
7 2:11:07 2:07:20 2:28:26 2:27:03
8 2:11:09 2:07:26 2:29:52 2:27:20
9 2:11:23 2:07:27 2:31:07 2:27:39
10 2:11:27 2:07:36 2:31:56 2:28:31
平均 2:09:36 2:06:52 2:26:51 2:26:21

コースや天候によって記録が変わりやすいため一概に比較できないが、明らかに午前スタートのレースの方が記録的が良い。

これに昨シーズンの記録も比較してみる。

順位 福岡国際(12:10) 東京(9:10) びわ湖(9:15) 大阪国際(12:10) 名古屋(9:10)
1 2:09:36 2:05:29 2:08:59 2:21:47 2:20:29
2 2:10:33 2:06:45 2:09:18 2:26:35 2:22:41
3 2:10:55 2:06:54 2:09:28 2:27:51 2:23:27
4 2:10:59 2:07:05 2:09:50 2:27:54 2:26:34
5 2:12:09 2:07:20 2:10:13 2:28:12 2:28:39
6 2:12:44 2:07:23 2:10:32 2:28:48 2:29:29
7 2:12:50 2:07:27 2:10:37 2:28:51 2:29:51
8 2:14:31 2:07:31 2:11:27 2:28:51 2:30:00
9 2:14:56 2:07:39 2:11:39 2:32:33 2:30:07
10 2:15:03 2:07:45 2:12:04 2:32:48 2:30:19
平均 2:12:26 2:07:08 2:10:25 2:28:25 2:27:10

昨年の結果を見ても午前スタートのレースの方がトップの記録、平均タイム、10位の記録すべて上回っている。

この結果から午前スタートのレースの方が確実に記録が出やすいこということが言える。

午前レースの方が記録が出やすい要因

なぜ午前スタートのレースの方が記録が出やすいのでしょうか。

くーねるが考えられる要因は以下の3つです。

  • 科学的要因
  • 気温の問題
  • 普段の練習時間

科学的要因

1つは科学的に午前中の方が好記録が出やすいということだ。

これを思った理由は以前に行われた「Breaking2」というイベントが関係している。

Breaking2とはマラソンで2時間切りを行うプロジェクト。

第1回はエリウド・キプチョゲ、ゼルセナイ・タデッセ、レリサ・デシサの3選手が参加し、キプチョゲ選手が2時間25秒と惜しい結果となった。

第2回はキプチョゲ選手が行い見事2時間切りを達成し話題となった。

Breaking2では開催日まで科学的に多くのデータを取り、走りやすい気象条件や時間を決めていた。

第1回のスタートした時間は午前5時45分、第2回は午前8時すぎとどちらも午前中にスタートしている。

どのようなデータからこの時間のスタートになったのかは公開されていないが、科学的にみても午前中の方が記録を狙うのに適しているといえる。

気温の問題

2つ目の要因は気温の問題である。

午前中スタートにしたほうが気温が上がり切らないという利点がある。

12時にスタートした場合は気温が高くなるレースになる傾向がある。

特に12時スタート時代のびわ湖毎日マラソンや別府大分マラソンでは気温がかなり上がり、タフなレースになるシーンをよく見た。

気温が上がりすぎるとスタミナの消費が激しく記録に影響してしまう。

なので、マラソンを走るには午前中の気温の方が走りやすい気温だと思う。

普段の練習時間の関係

3つ目の要因として普段の練習時間の関係があげられる。

実業団ランナーの方は平日は「朝練→午後過ぎまで仕事→夕方から午後練習」休日は「午前練習→午後練習(free)」か「午前練習→夕方から午後練習」みたいな流れが一般的ではないだろうか。

市民ランナーの方も平日の仕事終わりの時間が実業団選手より遅くなったり、朝練習がなかったり、練習が2部練習ではなかったりする感じで普段の練習を行っていると思います。

ですので、午前中に練習する習慣はあっても昼12時に練習する習慣はあまりないのではないでしょうか。

この記事よ読んでいる皆さんも昼12時から練習することはありますか?

くーねるは休日に2度寝した時ぐらいです。

普段から12時に練習する習慣がないので、12時スタートの大会では本来の力が出しづらくなってしまっているのではないでしょうか。

逆に9時頃からスタートは普段から練習する習慣があるので本来の力が出しやすく、好記録が出やすいのだと思います

要因の1つ目で説明した科学的要因の部分でBreaking2でスタート時間を第1回は午前5時45分、第2回は午前8時すぎとしていたのも気象条件だけではなく、普段の練習時間も関係していたとくーねるは思っています。

なので、

ですので、午前中スタートの方が記録が出やすくなっているのではないだろうか。

最後に

今回は午前スタートのレースの方が記録が出やすいのか、記録が出やすい要因について考察して行きました。

昨年、今年の記録を見ても午前レースが好記録が出ているのは明らかで、コースや気象条件だけでなくスタート時間も確実に記録には影響しているのだと思える結果となりました。

要因についても個人的に考えられることを上げてみましたが、Breaking2が午前スタートだったことからも科学的に何らかの要因があると考えています。

びわ湖毎日マラソンは来年から大阪に舞台を移しますが、好記録が出るレースとなるようにスタート時間は午前スタートにしてほしいですね。

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